推し活をAIで効率化する方法|遠征・レポ・費用管理

推し活をAIで効率化する方法 仕事・副業に使う

チケットの当落と遠征の予定とグッズの発売日が全部バラバラで管理できてない。スマホのスクショフォルダがもうカオス

——X(旧Twitter) / 20代女性・複数現場かけもち

推し活が楽しいはずなのに、だんだん事務作業みたいになってきて疲れます。AIで効率化できると聞いたのですが、何から使えばいいのか分かりません

——Yahoo!知恵袋 / 30代女性・遠征あり

参戦レポ書こうと思って3週間経った。写真はめちゃくちゃ撮ってるのに、いざ書こうとすると文章が出てこない…

——X(旧Twitter) / 20代女性・ライブ参戦後

推し活が回らなくなるのは、管理する項目が多すぎるから

推し活って、やること自体は全部楽しいはずなんですよね。なのに気づくと疲れてる。あれ、なんでだろうって考えたことありませんか。

たぶん、抱えてる項目が単純に多すぎるんです。チケットの先行・一般・複数公演の当落、遠征の交通と宿の手配、グッズの発売日と再販情報、参戦後のレポ。ぜんぶ締切が違って、ぜんぶ別の場所に情報がある。

しかもこれ、頭で覚えておくタイプの作業なんですよね。だから抜け漏れると「あの先行、締切過ぎてた」というダメージがそのまま来る。楽しいことのはずなのに、事務作業の比率がじわじわ上がっていく感じ。

お金の感覚が麻痺しやすいのも、記録がないから

ちょっと面白いデータがあって。CDGとOshicocoが2026年1月に約2万3千人を対象に行った調査では、推し活の年間費用は平均で約21万円、でも中央値は4万円だったそうです。

平均と中央値がここまで開くのは、ごく一部の高額層が平均を引っ張り上げているからなんですよね。だから「平均21万円らしいから自分はまだ大丈夫」みたいな比較は、実はあまり意味がない。

大事なのは他人の平均じゃなくて、自分がいくら使っているかの実額です。そしてそれは、記録さえあれば1分で出ます。


AIには「事務パート」だけ渡す。気持ちは自分で書く

おすすめの使い方はシンプルで、段取りと情報整理だけAIに投げて、感情の部分には触らせない。この分け方が一番しっくりきます。

推し活アプリがあるのに、なぜAIも使うのか

先に正直に書いておくと、推し活の管理には専用アプリがすでにいくつもあります。当落やセトリを記録するもの、誕生日や記念日を管理するもの、支出を集計するもの。管理そのものは、こういうアプリのほうが向いています。

じゃあAIは何が違うのかというと、形の決まっていない情報を、形にするのが得意なんです。スクショと殴り書きとLINEのメモに散らばった予定を、日付順の表に組み直す。この作業はアプリにはできません。入力欄が用意されていないので。

あと、アプリは文章を書いてくれません。参戦レポの構成を考えたり、遠征の動線を比較して考えを整理したりするのは、AIのほうが圧倒的に速いです。
アプリで貯めて、AIで整理して書く。この役割分担がしっくりくると思います。

なぜ感情の部分は渡さないほうがいいのか

イントロが鳴った瞬間の感情とか、MCで地元の名前を呼ばれたときのあの感じは、その場にいた自分しか持ってないからです。そこをAIに書かせると、途端に「どこかで読んだことある文章」になります。

だから参戦レポも、構成と事実の整理まではAIに任せて、感想の行だけ空欄で残してもらう。この使い方だと、書き出しのハードルだけ消えて、中身は自分の言葉のまま残ります。

2026年8月の変更で、無料でもかなり回せるようになりました

これ、けっこう大きい話なんですけど。2026年8月に、ChatGPTの無料プランでテキストのやりとりが無制限になったと発表されました。標準で使えるモデルも新しいものに切り替わっています(2026年8月時点)。

推し活の用途って、走り書きを貼り直したり、表を作り直してもらったりで、けっこう会話の往復が多いんですよね。以前は回数を気にしながら使っていた部分なので、ここが軽くなったのはありがたいところ。

ただし無制限になったのはテキストのやりとりだけで、ファイルのアップロードや画像には別の制限が残っています。参戦の写真を何十枚も読み込ませるような使い方は引っかかりやすいので、写真は自分で見ながら、内容を文字でメモして貼る。このほうが結果的に速いです。

コピペで使えるプロンプト例3つ

まずは遠征の段取りから。行き先と条件を渡すだけで、動線がざっと見えるようになります。

推し活の遠征プランを整理してください。

・出発地:名古屋
・公演日:3月15日(土) 開演18:00 / 会場:横浜アリーナ
・予算感:交通費+宿泊で3万円以内
・条件:翌日は仕事なので、できれば当日中に帰りたい

新幹線・高速バス・飛行機など交通手段の候補を出したうえで、
「何時に出発すれば物販に間に合うか」「終演後に帰れる最終便は何時ごろか」を
時系列の表にまとめてください。

※実際の運賃や時刻は自分で公式サイトで確認します。
 検討の目安と、見落としがちなポイントの整理をお願いします。

次が参戦レポ。当日の走り書きを、そのまま雑に貼るのがコツです。きれいにまとめてから貼る必要はありません。

ライブの参戦レポの下書きを手伝ってください。当日の走り書きを貼ります。

【走り書き】
・開演前に物販2時間並んだ、めちゃくちゃ寒かった
・1曲目のイントロで会場が悲鳴
・MCで「久しぶりの名古屋」って言ってくれた
・アンコールでスクリーンに新情報
・帰りの新幹線で放心してた

これをもとに、レポの「構成案(見出しの並び)」と、
事実関係だけを整理した箇条書きを作ってください。

感想や気持ちの部分は自分で書きたいので、
そこは「ここに◯◯についての感想を書く」という空欄の形にしてください。

最後がお金の記録。さっきの「自分の実額を知る」がこれで片づきます。

推し活の年間ログを作りたいです。
次の項目を持つ表のテンプレートを作ってください。

日付/イベント名/カテゴリ(チケット・遠征交通・宿泊・グッズ・その他)/
金額/支払い方法/メモ

そのあと、下記を表に入れて、カテゴリ別の合計と年間合計も計算してください。
・1/20 ファンクラブ年会費 5000円
・3/15 横浜公演チケット 9800円
・3/15 新幹線往復 21000円
・3/15 会場物販 12000円

最後に「このペースで1年続けた場合の年間見込み額」も出してください。

出てきた表をスプレッドシートに貼っておけば、次の遠征のときに「今年もう使いすぎてないか」がひと目で分かります。

この使い分けをすると、こう変わります

場面これまでAIに事務パートを渡すと
遠征の手配乗換案内と宿サイトを行ったり来たりで半日つぶれる候補と動線が時系列表で出て、あとは公式で予約するだけ
予定の管理スクショと頭の中で管理して、先行の締切を落とす日付順に並んだ一覧になり、抜けに気づける
参戦レポ書き出しが決まらず3週間放置構成と事実が整った状態から、感想だけ書き足せる
お金の管理いくら使ったか怖くて計算していないカテゴリ別の合計と年間見込みが出て、予算が立てられる
気持ちの部分疲れて言語化する余力がない事務が減った分、ここに時間を回せる

AIは実際の座席状況・在庫・運行ダイヤをリアルタイムには知りません。運賃や発車時刻、グッズの販売情報は、必ず公式サイトや交通各社のページで確認してください。
また、参戦レポを公開するときは著作権にも注意が必要です。曲名を並べたセットリスト自体とは別に、歌詞を本文に載せる場合は、使っているブログサービスがJASRACと利用許諾契約を結んでいるかどうかで扱いが変わります。JASRACの公式サイトに歌詞掲載の案内が出ているので、公開範囲の広い場所に書くときは一度確認しておくと安心です。会場で撮影した動画を無断でアップロードするのは、はっきりNGです。
ここに書いたのは私が試した範囲の使い方と個人的な感想で、法律的な助言ではありません。判断に迷う場合は各サービスの規約や専門家にご確認ください。

段取りと記録はAIに、気持ちは自分に。この線引きさえ守れば、推し活の効率化で熱量まで削られることにはならないはずです。


推し活にAIを使うとき、よくある不安

Q
推しへの気持ちまでAIに書かせるのはアリ?
A

個人的にはおすすめしません。読み手にも伝わりますし、何より自分で読み返したときに何も残らないんですよね。書き出しに詰まったときだけ「この場面を書くための質問を5つ出して」とお願いするくらいが、ちょうどいい距離感だと思います。

Q
チケットの当落予想や、良い席の取り方をAIに聞ける?
A

そこは苦手分野です。抽選の仕組みは基本的に公表されていないので、それらしい答えが返ってきても根拠はありません。AIに向いているのは「申込の締切を日付順に並べる」ような、確実な情報の整理のほうです。

Q
AIが出した交通手段や宿の情報、そのまま信じていい?
A

時刻や運賃は必ず公式で確認してください。AIに任せるのは「新幹線と夜行バス、どっちが自分の条件に合うか」を比較して考えを整理するところまで、と割り切るのが安全です。

Q
無料版のChatGPTでもここまでできる?
A

この記事で紹介した3つは、どれもテキストのやりとりだけで完結するので無料版で足ります。2026年8月にテキストチャットの無制限化が発表されているので、以前より気楽に使えるはずです(2026年8月時点)。写真をたくさん読み込ませたい場合だけ、別の制限に引っかかることがあります。

Q
推しの名前や自分の予定をAIに入力しても平気?
A

会場名や日程くらいなら問題ないと思いますが、自宅の住所やクレジットカード情報、チケットの予約番号や会員IDのような情報は入れないでおきましょう。上のプロンプト例も「出発地:名古屋」のように、市のレベルまでにとどめてあります。


推し活の効率化ロードマップ

推し活を回すロードマップ
  • STEP1
    今日

    スクショフォルダを開いて、控えている予定をぜんぶ箇条書きでAIに貼り付けます。日付順に並べ直してもらうだけで、頭の中の渋滞がかなり解消されます。

  • STEP2
    次の遠征まで

    遠征プランのプロンプトで動線を整理して、実際の予約は公式サイトで取ります。帰ってきたら、記憶が新しいうちに走り書きを貼って、レポの構成案まで作ってしまいましょう。

  • STEP3
    習慣化

    年間ログの表を作って、支出が出るたびに1行足していきます。半年も続けると、平均や中央値ではない「自分の推し活予算」が現実的な数字で立てられるようになります。

回せるようになると、こんな未来が待っています

  • 先行申込の締切を落とす、あの心臓が縮む瞬間がなくなる
  • 遠征の手配に半日かけていた時間が、そのまま推しに使える時間になる
  • 参戦レポが「書けないまま消える」ことがなくなり、記録として残っていく
  • 年間いくら使っているかが見えて、罪悪感なくお金を使えるようになる

この記事で触れたChatGPTの無料プランの内容(テキストチャットの無制限化、標準モデル、ファイル・画像の制限など)は2026年8月時点のものです。各サービスの仕様は変わることがあるので、使い始める前に公式サイトで最新の情報をご確認ください。

まとめ:推し活をAIで効率化するチェックリスト

チェック項目内容
役割分担段取り・記録はAI、感情の言語化は自分、で分けられているか
アプリとの併用記録は専用アプリ、整理と文章はAI、と使い分けられているか
最終確認運賃・時刻・在庫は公式サイトで自分の目で確かめたか
レポの書き方構成と事実だけAIに整理させ、感想は空欄で残してもらったか
お金の記録他人の平均ではなく、自分の実額が出せる状態になっているか

推し活の効率化って、突き詰めると「推しに使える時間と気力を増やす」ための作業なんですよね。だから事務は思いきりAIに投げて、空いた分を全部そっちに回す。それくらいの割り切りで、ちょうどいいと思います。

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