ZapierやMakeのAI自動化は初心者でも本当にできる?
テンプレートから始める入門ガイド
プログラミング不要。「テンプレート」をクリックして設定するだけで、メールの要約がSlackに飛んできます。
「Zapierって名前は聞いたことあるけど、エンジニア向けでしょ?」——実は違います。Zapierの「テンプレート」機能を使えば、クリックと簡単な設定だけで「Gmailの新着メールをChatGPTで要約してSlackに送る」という自動化が30分以内に動き始めます。プログラミングは一行も書きません。今日、その最初の一歩を踏み出しましょう。
- ZapierとMakeの違い——初心者はどちらから始めればいいか
- 「Gmailの新着→ChatGPTで要約→Slackに送る」自動化の設定手順
- 初心者向けテンプレート3選と、自動化を育てていく考え方
- 無料でどこまでできるか・お金がかかるタイミングはいつか
「試したいのに手が出ない」ネットに溢れる声
「AI自動化って面白そうだし業務効率化できそうなんだけど、ZapierとかMakeとか難しそうで手が出ない。プログラミングできない自分には無理?初心者でもできるなら試してみたい」
「Zapierでメールを自動的にAIで要約してSlackに通知する仕組みを作りたいのですが、プログラミングの経験がなくても作れますか?どこから始めればいいか教えてください」
「Zapierを試しに使ってみたらテンプレートが豊富で、思ったより簡単だった。ChatGPTとGmailを繋げる設定がクリックだけで終わった。もっと早く試せばよかった」
「もっと早く試せばよかった」——これが実際に使った人の感想です。Zapierは「もしXが起きたらYをする」というシンプルなルールの組み合わせで動き、テンプレートを使えば設定の9割は自動で埋まります。「エンジニア向け」というイメージは過去のもので、2026年現在は完全に初心者向けのUIになっています。
ZapierとMake——初心者はどちらを選ぶか
| 比較項目 | ⚡ Zapier(初心者向け) | 🔧 Make(旧Integromat) |
|---|---|---|
| 難易度 | ◎ 直感的なUI。日本語対応。テンプレートが豊富で最初の自動化が最速 | 〇 視覚的なフロー図で設定できるが、やや複雑。慣れると柔軟性が高い |
| 無料プラン | 月100回まで自動化を実行できる。2つのアプリ連携(2ステップZap)まで無料 | 月1,000回まで実行できる。無料枠が広いが3ステップ以上の複雑な設定も可能 |
| 連携アプリ数 | 2,000以上。Gmail・Slack・ChatGPT・Notion・Googleスプレッドシートなど主要アプリ全対応 | 1,500以上。Zapierより少ないが複雑な条件分岐ができる |
| 初心者向けの おすすめ度 |
★★★★★ 初めての自動化は必ずZapierから始める。テンプレートで30分以内に動く | ★★★☆☆ Zapierで慣れてから、より複雑な自動化を作りたいときに移行するのが王道 |
「初めての自動化は絶対Zapierから」——この結論に迷いはありません。日本語対応・豊富なテンプレート・直感的なUIの3点が揃っているのはZapierだけです。Make(旧Integromat)はZapierに慣れてから「もっと複雑なことがしたい」と感じたときに移行する、という順番が最もスムーズです。
AI自動化を「今日動かす」プロンプト・手順3つ
Zapierは「トリガー(きっかけ)」と「アクション(動作)」の2つで自動化を作ります:
トリガー例:「Gmailに新しいメールが来た」「Slackにメッセージが届いた」「Googleフォームに回答があった」
アクション例:「ChatGPTで要約する」「Slackに通知を送る」「スプレッドシートに記録する」
→ 「Gmailに新着→ChatGPTで要約→Slackに送る」なら
トリガー:Gmail新着 + アクション1:ChatGPT要約 + アクション2:Slack通知
という3ステップの組み合わせです。テンプレートを使えばこの設定が最初から埋まっています。
【Zapierで「初めての自動化」を30分で動かす手順】
① zapier.com にアクセス(Googleアカウントでログイン可能)
② 左メニューの「Templates」(テンプレート)をクリック
③ 検索欄に「ChatGPT Gmail」と入力
④ 「Summarize new Gmail emails with ChatGPT and send to Slack」
(新着Gmailをの要約をSlackに送る)テンプレートをクリック
⑤ 「Use this Zap」ボタンをクリック
⑥ 各アプリ(Gmail・OpenAI・Slack)にサインインして接続を許可する
⑦ 「Publish」(公開)ボタンをクリックして完成
【確認するポイント】
・Gmailの「どのラベル・フォルダのメールか」を指定(例:重要なメールのみ)
・ChatGPTへの要約指示文(デフォルトで入っているが変更可能)
・Slackのどのチャンネルに送るか
→ 設定完了後、テスト用のメールを送ると
Slackに自動で要約が届くことを確認できます
【初心者向けZapierテンプレート3選——今すぐ試せる自動化の選び方】
(Zapierのテンプレート検索窓で以下のキーワードを入れて探してください)
【テンプレート1:メール自動要約】
検索ワード:「ChatGPT Gmail summarize」
自動化の内容:Gmailの新着メールをChatGPTが要約→Slackに通知
向いている人:メールが多くて読むのが大変な人・要点だけ把握したい人
【テンプレート2:フォーム回答をAIで整理】
検索ワード:「ChatGPT Google Forms」
自動化の内容:Googleフォームの回答をChatGPTが整理・分析→スプレッドシートに記録
向いている人:アンケート・問い合わせフォームの管理が大変な人
【テンプレート3:SNS投稿のアイデア自動生成】
検索ワード:「ChatGPT social media schedule」
自動化の内容:設定したスケジュールでChatGPTがSNS投稿案を生成→Slackに届く
向いている人:SNS運用していて毎日のネタ出しが大変な人
→ 最初は1つだけ試して「動いた!」という体験を作ることが最優先です
うまく動いたら別のテンプレートに進みましょう
【Zapierの自動化設定で「ChatGPTへの指示文」をカスタマイズする方法】
(テンプレートのChatGPT設定画面で、要約の指示文を変更する手順)
Zapierのテンプレート設定中、「OpenAI(ChatGPT)」の設定画面を開くと
「Prompt」(指示文)欄があります。ここを書き換えるだけでAIの動作が変わります。
【カスタマイズ例1:ビジネスメール向け】
「以下のメールを要約してください。
①メールの目的(1行)
②アクションが必要な項目(あれば)
③期限・重要な数字(あれば)
日本語で箇条書きで返してください。」
【カスタマイズ例2:問い合わせフォーム向け】
「以下のお問い合わせ内容を分析してください。
①問い合わせのカテゴリ(製品・サービス・クレーム・その他)
②緊急度(高・中・低)の判定と理由
③推奨される対応部署・担当者」
→ Promptを変えるだけでAIの振る舞いが全部変わります
「自分の業務に合った要約・分析の形」を試行錯誤して育ててください
3つめの「ChatGPTへの指示文をカスタマイズする方法」が、自動化をより実用的にする鍵です。テンプレートのデフォルトの要約文より、「自分の業務に合った分析・整理の形」を指示文に書き込むことで、Zapierの自動化が「自分専用の業務アシスタント」に育っていきます。設定を変えるたびに使いやすくなるのがZapier自動化の面白さです。
ZapierのAI自動化についてよくある疑問
| Zapierの無料プランでどこまでできる? | 無料プランでは「月100回まで自動化を実行」「2ステップのZap(トリガー+アクション1つ)まで」という制限があります。上記の「Gmail→ChatGPT→Slack」という3ステップの自動化は有料プランが必要になります(月約2,000円〜)。ただしまず「2ステップの自動化」で体験を作ってから有料移行を検討するのがおすすめです |
| ChatGPTを連携させるにはOpenAIのAPIキーが必要? | 必要です。Zapierの設定でOpenAIと連携するとき「APIキー」の入力が求められます。OpenAIのアカウント(platform.openai.com)を作成して「API keys」からキーを発行できます。APIの利用は使った分だけの課金(1,000文字あたり数円程度)なので、普通の使い方では月数百円程度になることが多いです |
| Zapierで作った自動化は24時間動き続ける? | 動き続けます。Zapierはクラウドで動くため、パソコンを閉じても自動化は実行されます。「夜中に届いたメールが朝起きたらSlackに要約されている」という状態が作れます。ただし無料プランでは「15分おきのチェック」という遅延があり、有料プランにすると「ほぼリアルタイム」に近い動作になります |
| Makeの方がいい場面はある? | 「複雑な条件分岐をしたい(AというメールはXへ、BというメールはYへ)」「処理の結果によって次の動作を変えたい」という場合はMakeの方が柔軟に設定できます。また月1,000回という無料枠の広さもMakeの強みです。Zapierで「もっと複雑なことがしたい」と感じたタイミングでMakeを試してみましょう |
| 会社のGmailやSlackに連携しても大丈夫? | 会社のシステムとZapierを連携させる場合は、IT部門・管理者の許可を確認してから設定してください。特に個人情報・機密情報を含むメールを外部サービス(Zapier・OpenAI)に送ることには、情報セキュリティ上のリスクがあります。まず個人のGmailとSlackで試してから、会社での利用を検討する順番が安全です |
AI自動化を「今日動かす」3ステップ
zapier.comに登録して、テンプレートを1つ選んで「動く体験」を30分で作る
1つめの手順通りに進めれば、Zapierの登録からテンプレート選択・アプリ連携・テスト完了まで30分以内に終わります。まず「動いた!」という体験を作ることが最優先です。完璧な設定より、動く状態を早く作りましょう。失敗しても設定を変えるだけでやり直せます。
3つめのプロンプトで「ChatGPTへの指示文」を自分の業務に合わせてカスタマイズする
テンプレートのデフォルト設定で動いたら、OpenAIの「Prompt」欄を自分の業務向けに書き換えましょう。「メールの目的・アクションが必要な項目・期限」という形に変えるだけで、要約の質が一気に実用的になります。この書き換えがZapierを「自分専用ツール」に育てる最初の一歩です。
2つめのプロンプトで「次に作りたい自動化テンプレート」を見つけて追加する
1つの自動化が快適に動き始めたら、2つめのプロンプトを参考に別のテンプレートを試してみましょう。「Googleフォームの回答整理」「SNS投稿案の自動生成」——自分の業務で「毎回面倒だな」と感じる繰り返し作業を1つずつZapierに移していく感覚が、AI自動化を楽しくします。
AI自動化が動き始めると、こんな変化があります
「難しそうで手が出なかった」から「1つの自動化が毎日裏で働いている」へ
「毎日手動でやっていた繰り返し作業」がZapierで自動化され、その時間が別の仕事や自分のやりたいことに使えるようになる
Gmailの新着を全部読まなくても、要点だけSlackで把握できるようになり、「メールを読む時間」が大幅に短縮される
「1つ動かせた」体験から「次はこれを自動化したい」という感覚が生まれ、AI自動化が怖いものではなく「育てるもの」という感覚に変わる
「プログラミングなしでAIと他のサービスをつなげられる」という体験が積み重なり、AIを「使う」から「自分のために働かせる」感覚に変わる
ここまでのまとめ
📌 この記事の要点
- ZapierはプログラミングなしでAIと他サービスを連携できる——テンプレートを使えば30分で動く
- 初心者は必ずZapierから——日本語対応・豊富なテンプレート・直感的なUIが揃っている
- 「Gmailの新着→ChatGPTで要約→Slackに送る」が初心者向け定番の最初の自動化
- OpenAIのPrompt欄を書き換えるだけで、自動化のAIの動作が完全に変わる
- 会社のシステムへの連携は必ずIT部門に許可確認——まず個人のGmail・Slackで試す
「難しそうで手が出なかった」は今日終わりにしましょう。zapier.comを開いてテンプレートを1つ選ぶだけです。30分後に「Slackにメールの要約が届いた」という体験が、AI自動化への扉を開けてくれます。
今日やること:zapier.comを開いて「ChatGPT Gmail」でテンプレートを検索し、1つ選んでクリックする。
「Use this Zap」ボタンを押してアプリを連携するだけで、自動化が動き始めます。


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