Copilotは全部同じ?無料・有料の違いと値上げの理由

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タスクバーにもEdgeにもWordにもCopilotがいる。これ全部同じもの?どれにお金払ってるのか分からなくなってきた

——X(旧Twitter) / 40代女性・在宅ワーク

Microsoft 365の更新料金が上がっていました。Copilotは使っていないのに、これのせいで値上がりしたのでしょうか。AIなしで契約する方法はありますか

——Yahoo!知恵袋 / 50代男性

「Copilot Pro」を契約しようとしたら見つからない。ネットの記事には普通に載ってるのに、どういうこと?

——X(旧Twitter) / 30代男性

Copilotが分かりにくいのは、あなたのせいじゃありません

正直に言うと、これは混乱して当然なんです。仕組みを知る前に、まず「分からないのが普通」だと思ってください。

同じ名前が、別々の製品に付いている

Microsoftは、無料で話しかけられるAI、Wordの中で動くAI、会社向けのAI、プログラミング用のAIに、どれも「Copilot」という名前を付けています。

中身も料金も違うのに、名前は同じ。だから「Copilotは無料」という記事と「Copilotは有料」という記事が、どちらも間違っていないという状態が起きるんですよね。

しかも、名前や売り方が何度も変わっています

たとえば個人向けの有料版だった「Copilot Pro」は販売が終わり、2025年10月に始まった「Microsoft 365 Premium」に機能が引き継がれました。「Copilot Proが見つからない」のは、このためです。

アプリの名前も変わっています。Microsoftの案内によると、以前の「Microsoft 365(Office)」アプリは、2025年1月から「Microsoft 365 Copilot」という名前に切り替わり始め、その後もさらに名前の整理が進んでいます。

検索で出てくる記事の中には、こうした変更の前に書かれたままのものもあります。調べれば調べるほど混乱するのは、そういう事情があるんです。


Copilotの違いは「どこで動いているか」で見分ける

名前で見分けようとすると、たぶんずっと迷います。代わりにそのCopilotがどこに出てきたかで分けてみてください。これなら一発で整理できます。

どこに出てくるか料金覚えておくこと
ブラウザ、スマホアプリ、Edge、Windowsで話しかけるCopilot無料普段のAIチャットはこれ。サインインすると会話の履歴などが使える
Word、Excel、PowerPoint、Outlook、OneNoteの中のCopilotMicrosoft 365のPersonal・Family・Premiumに含まれるAIの利用上限の範囲で使える。Familyでは契約した本人だけが使える
会社や学校のパソコンのCopilot会社や学校の契約自分で払うものではない。使える範囲は管理者が決めている
GitHub Copilot無料プランと有料プランがあるプログラミング用の別の製品。Microsoft 365の契約とは関係ない

この分け方は、Microsoftの公式サポートにある「Microsoft Copilot(無料)とMicrosoft 365のCopilotの違い」という案内とも同じ考え方です。無料版はブラウザやアプリやEdgeで使うもの、Microsoft 365版はWordなどのアプリの中で使うもの、と整理されています。

Wordなどの中のCopilotには、毎月のAIクレジットという上限があります。Microsoftのサポートによると、PersonalとFamilyは毎月60クレジットで、Designerでの画像づくりや、Windowsのペイントやメモ帳のAI機能とも共通の枠です(2026年9月時点)。たくさん使いたい人向けに、上限を大きくしたのがPremiumという位置づけですね。

値上がりしたのは、Copilotのせい?

個人向けについては、半分は当たりです。2025年1月にPersonalとFamilyへCopilotが加わり、それに合わせて料金が上がりました。Personalの年額は14,900円から21,300円になっています。

ちなみに、2026年7月の値上げのニュースを見た人もいるかもしれませんが、あれは会社向けプランの価格改定の話です。個人向けのPersonalやFamilyとは別なので、混ぜないようにしてください。

なお、Microsoftの案内では、すでに契約している人は次の更新まで料金が変わらないとされています。更新の通知が来たタイミングで、初めて新しい料金に気づく人が多いのはそのためです。

AIがいらない場合の選択肢

「Wordの画面にCopilotが出てくるのが邪魔」というだけなら、設定でオフにできます。WindowsのWord・Excel・PowerPoint・OneNoteなら、ファイル、オプション、Copilotと進んで「Copilotを有効にする」のチェックを外すだけです。

ただしこれは表示を消すだけで、契約しているプランが変わるわけではありません。スマホ版やブラウザ版のWord、それにペイントやメモ帳などでは、オフにできないとも案内されています。

料金そのものを抑えたい場合は、プランの見直しになります。2025年の値上げのときには、既存の契約者向けに、Copilotを含まない代わりに以前の料金で使える「クラシック」プランが期間限定で用意されました。

ただ、いつまでも選べるとは限らず、契約の状況によって選択肢に出てこないこともあるようです。気になる人は、Microsoftアカウントのサブスクリプション管理画面で、自分の場合に何が選べるかを確認してみてください。

コピペで使えるプロンプト例2つ

自分に関係あるCopilotだけ整理したいときは、AIに状況を渡すと早いです。ただし料金は書かせません。理由はあとで説明します。

Microsoftの「Copilot」について、自分に関係があるものを整理したいです。

【私の状況】
・自宅のWindowsパソコンで、タスクバーにCopilotが出てくる
・Microsoft 365 Personalを契約していて、更新の案内が来た
・Wordは書類づくりで月に数回使う程度
・会社のパソコンにもCopilotがあるが、自分では契約していない

【お願い】

私が目にしているCopilotを、「無料のもの」「自分の契約に含まれるもの」「会社の契約のもの」に分けてください
それぞれ、使うには何が必要か、止めたいときはどうするかを簡単に書いてください
料金やプラン名は変わりやすいので、具体的な金額は書かないでください
代わりに、公式の価格ページで何を確認すればよいかを教えてください

金額を書かせないのには理由があって、AIは自分が学習した時点より新しい料金を知らないんですよね。Copilotまわりはまさに料金やプラン名が何度も変わっている分野なので、古い数字を自信満々に出されるのがいちばん危ないんです。

そこで2つ目。料金を知りたいときは、公式ページの中身をこちらから渡して、それだけを材料に整理してもらいます。

以下は、Microsoft 365の公式の価格ページからコピーした内容です。
この内容だけを材料にして、初心者向けに整理してください。

【コピーした内容】
(ここに貼る)

【お願い】
・プランごとに、料金と、Copilotで何ができるかを一覧にしてください
・AI機能を使えるのが誰か(家族全員か、契約者本人だけか)をはっきり書いてください
・貼った内容に書かれていないことは、推測で補わないでください
・書かれていない点は「このページでは不明」と書いてください

「推測で補わないで」がポイントです。これを入れておくと、AIが持っている古い知識で空白を埋めてしまうのを防げます。

見分け方を変えると、こう変わります

これまで
「Copilot 料金」で検索する。無料と書いてある記事と有料と書いてある記事が両方出てくる。どれを信じればいいか分からず、Copilot Proを探して見つからない。値上がりの理由も分からないまま、なんとなく更新してしまう。

「どこで動いているか」で分けると
タスクバーのCopilotは無料、Wordの中のCopilotは自分の契約、会社のパソコンのものは会社の契約、と整理できる。料金は公式ページで確認して、AIがいらなければ表示をオフにするか、プランを見直すかを自分で選べる。

ここに書いたプランや料金の情報は、私が公式の案内などで確認した範囲をまとめたものです。契約の状況によって選べるプランや更新時の料金は変わることがあるので、実際に契約を変える前には、Microsoftの公式ページや自分のアカウントの管理画面で必ず確認してください。お金に関わる判断なので、ここに書いた内容を最終的な根拠にしないでください。専門的な助言ではありません。


よくある疑問

Q. 会社のパソコンのCopilotは、個人のものと同じですか?

名前は似ていますが、別の契約です。会社や学校のアカウントで使うCopilotは、組織が契約していて、使える機能の範囲も管理者が決めています。

だから会社のパソコンで使えた機能が、自宅の個人契約では使えない、ということも普通に起きます。仕事の情報を入力してよいかどうかも、会社のルールに従ってください。

Q. 無料のCopilotだけで足りますか?

質問に答えてもらう、文章の下書きを作ってもらう、といった普段使いなら、無料版で十分な人が多いと思います。

有料の契約が効いてくるのは、Wordで作っている文書やExcelの表そのものをAIに直接いじってほしいときです。そういう使い方をしないなら、Wordの中のCopilotのために契約を上げる必要はありません。

Q. FamilyプランならCopilotも家族で使えますか?

ここは勘違いしやすいところです。Familyは最大6人でWordやExcelを使えますが、AI機能を使えるのは契約した本人だけと案内されています。

家族もAIを使いたい場合は、それぞれが無料のCopilotを使うのが現実的です。Premiumも同じく、AI機能は契約者本人のみとされています。

Q. GitHub Copilotって、何ですか?

プログラムを書く人のための、コードの提案をしてくれるAIです。同じMicrosoftグループの製品で名前も同じですが、WordやExcelで使うCopilotとはまったく別物です。

プログラミングをしない人には関係のない製品なので、Microsoft 365の契約について調べているときに出てきたら、読み飛ばして大丈夫です。


迷わなくなるためのロードマップ

Copilotで迷わなくなる2ステップ
  • STEP1
    今日

    自分のまわりにあるCopilotを、この記事の表に当てはめてみてください。タスクバー、Edge、Word、会社のパソコン。それぞれが無料なのか、自分の契約なのか、会社の契約なのかが分かれば、今日のところは十分です。

  • STEP2
    次の更新日までに

    Microsoft 365を契約している人は、Microsoftアカウントの管理画面を開いて、次の更新日と更新後の料金を確認しておきましょう。更新の通知が来てから慌てるより、ずっと落ち着いて判断できます。

    次に、Wordの中のCopilotを実際に使っているかを振り返ります。ほとんど使っていないなら、表示をオフにするだけでいいのか、プランそのものを見直したいのかを決めます。見直すなら、管理画面で自分に選べるプランを確認してください。

    そして、判断する前には公式の価格ページを直接見る。これを習慣にしてしまうのがいちばん確実です。Copilotまわりの料金やプランは年に何度も変わるので、検索で出てきた記事や、AIの答えだけで決めないようにしてください。

見分けられるようになると、こんな未来が待っています

  • 画面のあちこちにCopilotが出てきても、どれが何なのか落ち着いて判断できる
  • 使っていない機能のために、なんとなく高いプランを払い続けることがなくなる
  • 検索で古い記事に当たっても、「これは変更前の情報だな」と気づける
  • 無料のCopilotと契約に含まれるCopilotを、目的に合わせて使い分けられる

この記事に書いた料金、AIクレジットの量、プラン名、アプリの名称は、2026年9月時点でMicrosoftの公式ページなどで確認できた内容にもとづいています。Copilotまわりの料金やプランは変更が多いので、契約や解約を判断する前に、必ずMicrosoftの公式サイトで最新の情報をご確認ください。

まとめ:Copilotで迷わないためのチェックリスト

チェック項目内容
見分け方名前ではなく「どこに出てきたか」で分けているか
無料版ブラウザ・アプリ・Edge・WindowsのCopilotは無料だと分かったか
値上げの理由個人向けの値上げと、2026年7月の法人向けの値上げを分けて理解したか
AIが不要なとき表示をオフにするのか、プランを見直すのかを決めたか
料金の確認判断する前に、公式の価格ページや管理画面を直接見たか

Copilotって、名前だけ聞くとひとつのAIのように思えるんですよね。でも実際は、場所ごとに中身も料金も違う別々のもの。どこで動いているかで分けるだけで、ずいぶん見通しがよくなります。まずは自分のまわりのCopilotを、表に当てはめるところから始めてみてください。

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