GitHub Copilotって何?プログラマーじゃない人でも使える?初心者向けガイド

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GitHub Copilotって何?
プログラマーじゃない人でも使える?初心者向けガイド

「ExcelのマクロをAIに書かせる」——その体験が、GitHub Copilotの一番わかりやすい入り口です。

📅 2026年5月更新 ⏱ 読了目安:約5分 🎯 GitHub Copilotが気になっている非エンジニアへ

「GitHub Copilotという名前は聞いたことあるけど、プログラマーじゃないと使えないんじゃないの?」——実はそうでもないんです。「ExcelのVBAマクロを日本語で指示して自動作成させる」「Googleスプレッドシートの複雑な関数を日本語で説明して生成させる」——これがGitHub Copilotで非エンジニアが最初に体験できる、最も実用的な使い方です。今日、Copilotとは何かと非エンジニアの使い方を整理します。

📋 この記事でわかること
  • GitHub Copilotとは何か——「コードのAI予測変換」というシンプルな理解
  • 非エンジニアが使えるCopilotの具体的な場面(Excel VBA・スプレッドシート・HTML)
  • VS Code(無料)にCopilotを入れて「日本語でコードを作ってもらう」手順
  • 「ChatGPTでコードを書いてもらう」とCopilotの体験の違い

「聞いたことあるけど自分には関係ない気がする」ネットに溢れる声

X

「GitHub Copilotって開発者向けのツールで、エンジニアじゃないと使えないと思っていた。事務仕事でも使える場面があると聞いて気になっている」

Xより / 30代・事務職

「GitHub CopilotとChatGPTって何が違うんですか?ChatGPTにコードを書いてもらえるなら、Copilotを使うメリットはどこにありますか?」

Yahoo!知恵袋より / 20代・IT系会社員
X

「VS CodeにCopilotを入れてExcelのマクロを作ったら「売上をまとめてグラフにするVBA」を日本語で指示するだけで出てきた。コピペしてExcelで実行したら動いた。これが非エンジニアでも使える形だと気づいた」

Xより / 40代・営業事務

「コピペしたら動いた」——この体験が非エンジニアのCopilot活用の出発点です。Copilotは「プログラマーが速くコードを書くためのツール」ですが、「日本語で何がしたいかを書くと、対応するコードを生成してくれる」という使い方は、コードの知識がない人にも十分に価値があります。特にExcelのVBA(マクロ)は、プログラミングの知識がなくてもCopilotで自動化できる業務が多数あります。

GitHub CopilotとChatGPT——コード生成の体験として何が違うか

比較項目 💬 ChatGPTでコードを書いてもらう 🤖 GitHub Copilotを使う
使う場所 ChatGPTのブラウザ画面で会話。生成されたコードをコピーして別のソフトに貼り付ける VS Code(コード編集ソフト)の中でAIが直接補完。作業中の画面から離れる必要がない
生成の
タイミング
「書いて」と送ってから回答が来るまで数秒〜数十秒かかる。会話のターン制 タイピング中にAIがリアルタイムで次の行を予測して候補を表示。Tabキーで採用
向いている
用途
「1から全部書いて」という依頼・コードの説明・エラーの修正説明(No.102参照) コードを書きながらリアルタイムで補完・繰り返しのパターンを予測・コメントから生成
費用 ChatGPT無料版でも基本的なコード生成が可能。Plus(月約3,000円)でGPT-4oが使える 個人向け月額10ドル(約1,500円)。学生・教職員は無料で利用可能(GitHub Education)
非エンジニア
への向き不向き
向いている:コードを全く知らない状態からでも使いやすい。「日本語で説明→コードをコピペ」が最速 Copilotのリアルタイム補完は「ある程度コードを読める人」の方がより価値を感じやすい。ただしChat機能なら非エンジニアも使いやすい

「完全な非エンジニアなら、まずChatGPTでコードを書いてもらう方が入りやすい」——これが正直なところです。ただし「定期的にExcelのマクロを作る」「コードを編集する機会がある」という場合は、VS CodeにCopilotを入れると「作業中に画面を切り替える必要がなくなる」という快適さの差が大きくなります。

非エンジニアがGitHub Copilotを「今日試す」プロンプト3つ

GitHub Copilotを非エンジニアが使い始める最短手順

方法①:VS Code+Copilotのセットアップ(所要時間:約15分)
① code.visualstudio.com からVS Code(無料)をダウンロード・インストール
② GitHubアカウント(無料)を作成:github.com
③ github.com/features/copilot から「Copilot Individual」(月10ドル)に登録
④ VS Codeを開いて拡張機能から「GitHub Copilot」を検索してインストール
⑤ GitHubアカウントでサインイン→準備完了

方法②:GitHub Copilot の Chat機能(非エンジニアに特におすすめ)
VS Code左サイドバーのCopilotアイコンをクリックすると「Chat」画面が開く。ChatGPTと同じように日本語で質問・依頼ができる。「ExcelのVBAでシートをまとめるマクロを書いて」と日本語で打つだけで対応するコードが返ってくる。

学生・教職員は無料:education.github.com からGitHub Educationに登録すると、Copilot Individualが無料で使えます。

【VS Code の GitHub Copilot Chat で「ExcelのVBAマクロ」を作るプロンプト例】

(VS Code左サイドのCopilot ChatアイコンをクリックしてChatを開き、日本語で入力する)

【日常業務でよくあるExcel自動化の依頼例】

「毎月の売上データをまとめるExcel VBAを作ってください。
 シートに以下の列があります:A列=日付・B列=商品名・C列=売上金額。
 やりたいこと:商品名ごとに売上を集計して、新しいシート「集計」に表形式でまとめる。
 最後に合計金額も出してください」

「複数のExcelファイル(同じフォルダ内)を1つのファイルに統合するVBAを書いて。
 各ファイルのシート名は「データ」という名前で共通です。
 統合先のファイルに全部のデータを縦に繋げて貼り付けてほしい」

「今開いているExcelシートで、B列の値が空白の行を全部削除するVBAを書いてください。
 作業前にバックアップを別シートに保存する処理も入れてほしい」

→ 返ってきたVBAコードをコピー→Excelを開く
  →「開発」タブ→「Visual Basic」→「Module1」に貼り付け→F5で実行
  ※「開発」タブが見えない場合:ファイル→オプション→リボンのユーザー設定→「開発」にチェック
【Googleスプレッドシートの複雑な数式をCopilot Chatで生成するプロンプト例】

(VS CodeのCopilot Chat・またはChatGPTに送る——Googleスプレッドシートにそのまま使える)

【今すぐ使えるスプレッドシート数式生成の例】

「Googleスプレッドシートで以下の数式を作ってください:
 A列に商品コード・B列に在庫数が入っています。
 C列に、在庫数が10以下の商品に「要発注」・11〜50は「通常」・51以上は「余裕あり」と表示したい」

「スプレッドシートのA列に日付(例:2026/01/15)が入っています。
 B列にその日の曜日を日本語で表示する数式を書いてください。
 土曜は「土」・日曜は「日」というように表示したい」

「2つのシートがあります。シート1のA列に名前・B列に点数。
 シート2に別の名前リストがあります。
 シート1のB列の点数をシート2の名前に基づいてVLOOKUPで引っ張る数式を書いてください」

→ コピペしてスプレッドシートのセルに貼り付けるだけで動く数式が出てきます
  「この数式のこの部分が何をしているか教えて」と聞くと数式の解説もしてくれます
【「ChatGPTとCopilotどちらで聞くか」を判断するためのプロンプト設計ガイド】

(どちらを使うか迷ったときに参考にする使い分け基準)

【ChatGPTでコードを作ってもらう方が向いている場面】

① 「ゼロからコードを1本書いてほしい」という依頼
  例:「PythonでCSVを読み込んで集計するスクリプトを書いて(Google Colab用)」(No.102参照)
  → ChatGPTに日本語で依頼→コードをGoogle Colabに貼り付けて実行

② 「エラーが出て直せない」という問題解決(No.102参照)
  例:エラーメッセージをそのままコピーして「このエラーが出ました。修正してください」

③ 「コードの意味を説明してほしい」という学習
  例:「このVBAコードは何をしているか、初心者向けに説明して」

【GitHub CopilotのChat機能が向いている場面】

① VS Codeで作業中に「画面を切り替えずにAIに聞きたい」とき
② ExcelのVBAやスプレッドシートの数式を頻繁に作る業務がある
③ 「コードを書きながらリアルタイムで補完してほしい」という中〜上級者向け体験

【非エンジニアへの推奨順序】
Step1:まずChatGPTでコードを書いてもらう体験を作る(No.102参照)
Step2:「毎週同じ種類のコードを作る」ようになったらVS Code+Copilotへ移行する

→ どちらもコードの知識がなくても「日本語で依頼する」という使い方ができます
  違いは「作業の流れとの統合度」です

3つめのプロンプト(ChatGPTとCopilotの使い分けガイド)が、この記事で最も判断の助けになります。「全くコードを書いたことがない」という状態の場合は、No.102(AIでコードを書いてもらった動かない)で紹介したChatGPT×Google Colabの組み合わせから始める方がハードルが低いです。「毎週ExcelのVBAを作る機会がある」という場合にCopilotへの移行を検討する、という段階的な順番が最もスムーズです。

GitHub Copilotについてよくある疑問

GitHubアカウントを持っていないが、作るのは難しい? GitHubアカウントの作成はメールアドレスがあれば5分以内で完了します。github.comにアクセスして「Sign up」からメールアドレス・ユーザー名・パスワードを入力するだけです。無料プランで登録してからCopilot Individual(月10ドル)に追加登録する流れです。クレジットカードが必要ですが、登録後30日間の無料トライアルで使い心地を確認してから継続するかどうか判断できます
VS Codeは難しい?普通のメモ帳と何が違うの? VS Code(Visual Studio Code)はMicrosoftが無料で提供するコード編集ソフトです。「高機能なメモ帳」と考えると近いです。コードに色が付いて読みやすくなる・エラー箇所が強調される・Copilotなどの拡張機能を追加できる、という点が普通のメモ帳と違います。code.visualstudio.comからダウンロードして、VBAファイル(.bas)やHTMLファイル(.html)を開いてCopilotを使うだけなら、プログラミングの知識なしで始められます
CopilotはExcel VBAだけでなくどんな作業に使える? Excel VBA・Googleスプレッドシートの数式・HTMLメールテンプレート作成・簡単なHTMLウェブページ作成・Google Apps Script(Googleの各サービスを自動化するスクリプト)などが非エンジニアにとって実用的な用途です。特にGoogleフォームの回答を自動処理する・Gmailの自動返信を作る・Googleカレンダーと連動するスクリプトを作る、という「Googleサービスの自動化」でCopilotを使うと業務効率が大きく上がります
CopilotはChatGPTより賢い?どちらが質が高いコードを書く? 2026年時点では、どちらもGPT-4クラスのモデルを使っているため、コードの品質は近い水準です。Copilotの強みは「作業中のコードのコンテキスト(前後の内容)を把握した上でコードを補完する」点にあります。一方ChatGPTはコードの説明・エラー修正の会話・複数の選択肢の比較に向いています。「コードを書く作業の場所にAIが統合されているかどうか」という体験の差が最も大きいです
Copilotで生成したコードの著作権はどうなるの? GitHubのCopilotのサービス規約では「Copilotが生成したコードに対する権利はユーザーに帰属する」という方針を示しています。ただし「Copilotが既存のオープンソースコードに類似したコードを出力する可能性がある」という問題は2026年現在も議論が続いています。業務での重要な商業利用の場合は、生成されたコードを一定以上変更・カスタマイズすることと、GitHubの最新利用規約を確認することをおすすめします

非エンジニアがGitHub Copilotを「使い始める」3ステップ

1
まず今日

「コードをAIに書いてもらう」体験をChatGPTで先に作る——1つめのプロンプトをChatGPTに送ってExcel VBAを生成してみる

Copilotを使い始める前に、まず「コードをAIに書いてもらってExcelで実行する」という体験をChatGPTで作りましょう。1つめのプロンプトのVBA依頼例をChatGPTにコピペして送り、返ってきたコードをExcelのVBAエディタ(Alt+F11)に貼り付けて実行してみます。「動いた!」という体験が、Copilotへの移行の準備になります。

2
VBAを頻繁に使うなら

VS Codeをインストール→GitHubアカウントを作成→Copilotの30日無料トライアルに登録してVBAをCopilot Chatで作る体験をする

「毎週ExcelのVBAを作る」「スプレッドシートの数式を頻繁に作る」という場面があれば、情報ボックスの手順でVS Code+Copilotをセットアップしてみましょう。30日間の無料トライアル中に「ChatGPTで作るのとどちらが快適か」を比較して判断できます。学生・教職員は無料なので迷わず試してください。

3
継続して使うなら

3つめのプロンプトの使い分けガイドを参考に「ChatGPT向きの作業」と「Copilot向きの作業」を仕分けして、両方を用途別に使い分ける

「コードの全体設計・エラー修正・説明→ChatGPT」「作業中のリアルタイム補完・VBA頻繁作成→Copilot Chat」という使い分けを定着させましょう。No.108(中級者ロードマップ)で紹介した「複数AIのリレー活用」の発展系として、「コード作業」ではChatGPT×Copilotという組み合わせが最も効率的です。

GitHub Copilotが使えるようになると、こんな変化があります

「コードは自分には無理」から「日本語で指示してコードを作れる」へ

📊

「毎月手作業でやっていたExcelの集計作業」がVBAで自動化され、数時間の繰り返し作業がボタン1つで完了するようになる

「画面を切り替えずにAIがコードを補完してくれる」体験が定着して、コード作成の作業フローが格段にスムーズになる

🔧

「GoogleフォームやGmailの自動化」にもCopilotを使えるようになり、「Googleサービスの繰り返し作業をAIで自動化する」という新しい武器が増える

🌟

「コードは書けないけどAIに書かせて動かせる」という感覚が定着して、「エンジニアでなくても自動化ができる人材」としての市場価値が上がる

ここまでのまとめ

📌 この記事の要点

  • GitHub Copilotは「コードのAI予測変換」——VS Codeに統合されてリアルタイムで次の行を補完してくれるAI
  • 非エンジニアの最初の使い方:ExcelのVBAマクロ・スプレッドシートの数式・HTML作成を「日本語で依頼→コードをコピペ」で使う
  • 完全な非エンジニアはまずChatGPT×Google Colabから体験を作る(No.102参照)→その後Copilotへ移行するのが最もスムーズ
  • 月額10ドル(約1,500円)・学生・教職員は無料。30日無料トライアルで使い心地を確かめてから判断できる
  • 「ChatGPT=コード全体の設計・エラー修正・説明」「Copilot=作業中のリアルタイム補完・VBA頻繁作成」という使い分けが最適

「GitHub Copilotは自分には関係ない」は今日終わりにしましょう。まずChatGPTで1つめのプロンプトのVBA依頼例を送ってみてください。返ってきたコードをExcelに貼り付けて動いた瞬間が、「コードは書けなくてもAIで動かせる」という感覚の出発点です。

今日やること:1つめのプロンプトのVBA依頼例(売上集計マクロ)をChatGPTに送って、返ってきたコードをExcelのVBAエディタ(Alt+F11→Module1に貼り付け)に貼り付けて実行してみる。
「動いた」という体験が、Copilotへの扉を開きます。

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